ご仏縁

お寺での法要・行事

浄土真宗では「お聴聞(ちょうもん)」が大事とされます。仏さまの教えを聞くことで、安心したり気づきを得ることができます。教雲寺では以下の通りに法要や行事が催されています。また、勉強会や音楽のイベントなどもしています。いずれの場も、どなたでもお参り・ご参加いただけます。ぜひお越しください。

法要・行事名概要
1月元旦会元旦の朝、その年最初に厳修される法要
1月御正忌報恩講親鸞聖人の御命日(1/16)を縁とする法要
3月春季彼岸会春のお彼岸
5月宗祖降誕会親鸞聖人のご誕生日(5/21)を縁とする法要
6月門信徒会 総会教雲寺門信徒会の総会
7月真宗たしなみ教室浄土真宗の基礎を学ぶ会
8月盂蘭盆会お盆の法要
9月秋季彼岸会秋のお彼岸
11月永代経法要永く仏法が受け継がれるための法要
12月報恩講法要真宗寺院において最も重要な法要
法要名
1月元旦会
1月御正忌報恩講
3月春季彼岸会
5月宗祖降誕会
6月門信徒会 総会
7月真宗たしなみ教室
8月盂蘭盆会
9月秋季彼岸会
11月永代経法要
12月報恩講法要

ひうら日曜学校

教雲寺では「ひうら日曜学校」を開催しています。学校といっても、地域のこどもたちがお寺に集まって遊んでおやつを食べるだけのささやかな集まりで、だいたい月に一回のペースで開催しています。一緒にお経をとなえたり、座布団で遊んだり(時には投げたり)など、お寺ならではの一面もあります。対象は基本的に小学生となっていますが、詳しくは教雲寺までお問い合わせください。

日曜礼拝

毎週日曜日の朝に正信偈をよむ「日曜礼拝」を開催しています。親鸞聖人の書かれた和讃(浄土真宗の教えを歌であらわしたもの)を繰り読みし、蓮如上人の書かれた御文章を拝読しています。本堂にどなたでもお参りいただけます。また毎週Youtubeで中継していますので、ご都合に合う形でご縁に会ってみてください。

ご仏縁について ~ご仏事の意義~

1周忌や7回忌などのご法事やお通夜やご葬儀などは、総じて「仏事」と呼ばれます。
なぜご仏事をいとなむのか、その意味を考えたり知ることは大切なことだと思います。なんとなくで済ましてしまっては、「いのち」を見つめるせっかくのご縁も、その本領を発揮することができません。

Q.いのちが終わると、どうなるの?

まず、浄土真宗の仏さまは、阿弥陀如来さまです。阿弥陀如来さまは、「すべての生きとし生けるものを、かならず救う」という仏さまです。その救いには一切の条件がありません。年齢・職業・健康状態etc…どんな属性も問われず、わたしたちは阿弥陀さまに救われていく、と浄土真宗では考えます。さらに、みな今生のいのちが終わると、阿弥陀如来さまに救いとられ、阿弥陀如来さまの世界「お浄土」に生まれて仏さまと成ると考えるのが、浄土真宗の教えです。
したがって、私たちは先に亡くなられた方々を、仏さまに成られたと受けとめていきます。

Q.仏さまに成るって、どういうこと?

仏さまとは、迷いや苦しみから解きはなたれた存在です。ですから、どこか暗いところで苦しんでいたり、どこか行く宛もなく迷っていたり、生者に悪いことをしようとしていたり、といった存在ではありません。仏さまは「優しさのかたまり」のような存在で、いつでも・どこでも私たちを支えてくださいます。
そのような仏さまですから、私たちの側には何かを心配したり、故人さまの代わりに功徳を積んだりする必要がありません。同時に、祟りや迷信に惑わされる必要はないのです。

Q.仏事は誰のためにするの?

故人さまを「仏さまと成られた」と受けとめる限り、ご遺族やご親戚の側に故人さまに代わって功徳を積む必要がありません。確かにご仏事は故人さまを偲ぶ大切な機会ですが、故人さまのためにするものではないようです。
仏さまは「あなたのいのちは尊いいのち。身の丈いっぱいを輝かせて生きてほしい」と寄り添い・はたらき・呼び覚まし続けておられます。私たちが「自分の人生、いい人生だった。この度のいのち、生きてきてよかった。」と思えるためには、どうすればいいのか・何が必要なのかを考えることが、仏さまの願いに応えることになります。ご仏縁は自分のいのちを見つめる、自分のために用意された機会・ご縁と受けとめてみてはいかがでしょうか。

年回表、ご仏事で必要な物、お焼香の作法、
お布施について等をご案内しています。