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満堂の本堂
12月10日、当寺にて報恩講を厳修いたしました。
当日は寒さ厳しい折にもかかわらず、多くの門信徒の皆さま・ご縁ある皆さまにお参りいただき、
本堂は満堂となりました。


ご講師は、久留島法暁先生。
軽快な口調の中に、あたたくお慈悲を語ってくださいました。
報恩講とは?
報恩講は、宗祖・親鸞聖人のご遺徳を偲び、
あらためて阿弥陀仏のご本願に出遇う、
私たちにとって最も大切な法要です。
本堂いっぱいに広がる正信偈の声と、静かに耳を傾ける皆さまの姿から、
このお寺が「ともに聞法する場」として息づいていることを、
あらためて感じさせていただきました。
美味しい御斎
法要後には御斎(おとき)をお出ししましたが、
用意していた120食はすべて行き渡り、
和やかな語らいのうちにいただくことができました。


久しぶりに顔を合わせて言葉を交わす方、
初めて隣り合った方同士が自然に会話を始める場面も多く見られ、
報恩講が「法を聞く場」であると同時に、
「人と人がつながり直す場」でもあることを実感するひとときとなりました。


このように無事、そして盛況のうちに報恩講を勤めることができましたのも、
日頃よりお支えくださる皆さま一人ひとりのおかげです。
心より御礼申し上げます。
これからも当寺は、法要や行事を通して、
誰もが安心して集い、語り、立ち止まることのできる場であり続けたいと願っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
